今回は療略令の魅力について説明します。初心者や一度引退されていて復帰した方向けの情報となります。
【自動鹵獲について】
初心者では知らない方が多いので、その前提となる自動鹵獲機能について説明します。
そもそも『鹵獲』というのは、領地に出兵してその戦闘に勝つことにより、資源を手に入れる行為のことです。
出兵する際に「鹵獲で出兵」というボタンを押すことで、鹵獲を行うことができます。
・出兵時の討伐ゲージの値が100以上
・空き地、領地への鹵獲による出兵で敵兵を全滅させる
・自部隊が生き残る
・資源タイルのある空き地、領地に対して出兵する
が資源を手に入れるための条件となります。
・指定した土地に対して、条件を満たした武将が繰り返し「鹵獲」による出兵を行う機能です。
・自動鹵獲機能を利用することで資源獲得の為の「鹵獲」出兵の繰り返しを簡単に行うことができます。
◆「鹵獲」出兵と「自動鹵獲機能」による出兵の相違点
・自動鹵獲機能による出兵は、出兵種別「鹵獲」に準じた出兵を行いますが、以下の相違点があります。
(1)自動鹵獲による出兵は、兵士の引率ができません。
(2)自動鹵獲による出兵は、BP/TPの獲得ができません。
(3)自動鹵獲による出兵は、出兵距離の制限がありません。
(4)自動鹵獲による出兵時、使用可能なスキルを自動的に使用します。
(5)自動鹵獲による出兵は、到着までの時間に30秒が加算されます。
自動鹵獲先への到着までの最短時間は2分となります。
(以上ヘルプより)
こういう機能がありますので、この自動鹵獲を設定しておくと、何もしなくても資源が増えてくれます。特にしばらくインできない時には重宝します。もうこの機能がなくなったらプレイできないという方がかなり多いと思います。
また、通常の「鹵獲出兵」の場合は距離20以上でなければ出兵できません(鹵獲ボタンが押せません)が、自動鹵獲機能を使うと距離1でも出兵可能です。
以前は、近場の☆4領地や☆7領地を設定して資源を稼ぐ方法もありましたが、最近は「最短時間は2分」という制限が追加されましたので、近場での自動鹵獲は効率が悪くなりました。
ですので、出兵先には遠方を設定するのが良いでしょう。
鹵獲での出兵には、討伐ゲージが100以上である必要がありますので、自動鹵獲設定をしていても討伐ゲージが少なければ出兵しません。100になった後、処理が行われた際に出兵する形になります。
その処理のタイミングの一つに、「武将が自身の拠点に戻ってきた時」がありますので、攻奪系のスキルで「討伐ゲージが50以上回復」するようになっていれば、連続で出兵してくれます。
ただし、該当する武将のHPが指定した値以下の場合は、そこで出兵がストップします。「討伐ゲージ」と「HP」、そして「現在の資源量」の3つのファクターで出兵処理が行われています。「HP」と「現在の資源量」については、以下の画面で設定が可能です。
【療略令がない場合】
ですので、自動鹵獲の対象武将には、攻奪系のスキルを付与(もしくは副将セット)することが大きなポイントになります。そしてHPの管理も重要です。HPが減ってしまうと、いつのまにか出兵が止まっているという状態になるためです。
今回、例として紹介するのは、1期3000CP課金鯖のこのカードです。微課金鯖なので新兵科ではありませんが、副将開放して速度型の副将をセットしています。攻奪も討伐ゲージの回復が「50以上」になるように上げています(鬼神の攻奪の場合はLv6でOK)。
実際に自動鹵獲にセットして遠方の☆1領地(剣兵のみ出現)に出兵するとこのようになります。他のカードと比べてみましょう。
・一回出兵した後
この3枚はいずれも療略令は付いていません。「水鏡娘・左慈娘」のHPの減少は、攻撃力の差と兵科の差です。やはり新兵科の武将は強いですよね。
・3時間後
3時間経過するとその差は開く一方です。もちろん移動速度が速いのも影響しています。そして、ベースの攻撃力が5万の「袁術・孫堅」も着実に減っていきます。これが剣兵科鹵獲武将の特徴でしょうね。
一方、双兵の「呉夫人・呉国太」は無傷ですので、新兵科を鹵獲武将に選ぶ方が増えているのも頷けます。
・4時間後
4時間後にデッキを見たら、既にデッキ内で休んでいました。長時間労働には向かないようです。
このままだと寝ている間や昼間のインできない時間帯に連続して鹵獲してくれません。働いてほしい時間帯に休憩しているパターンです。
継続して働いてもらうためには、HPが減らないように出兵距離を短くするか、療略令を付与してHPを回復させる必要があります。
【療略令を付与した後】
ですので、「闘将の療略令」を付与することにしました。
指南パンダをトレードでゲットして、付与します。
1回の出兵でHPが3前後減りますので、HPが3回復するレベルになるまでレベルアップします。「闘将の療略令」の場合はLv3でした。
付与した後に、先ほどと同じ条件で4時間出兵させてみました。
するとどうでしょう・・・
たった4時間でヘトヘトになっていた、あの娘たちが4時間経っても元気なままです!
これだと24時間以上目を離しても休憩せずに資源を稼いでくれそうです。
このように、わずかHP3の回復でも大きな差になります。特にイン時間が限られる場合には、有用となります。
【別の例】
このカードのように「武将の療略令Lv1」でHPが1しか回復しない場合でも大きな差になることがあります。2時間程度で休憩に入っていたこのカードが8時間持つようになりました。
【別の比較】
これは22鯖のカードですが、『朱皇后』の方にだけ療略令が付いています。「南瓜の療略令Lv9」ですので、HPは毎回10回復します。
それで同じ☆2の領地に3時間出兵した結果です(雨なので攻撃力がそれぞれ上がっています)。
応援団の方が攻撃力が1.5倍高いにも関わらずHPはこのようになります。方やHP100のままですからね、療略令が如何にHPに影響するかが理解してもらえると思います。
応援団のスキルを削除して、「療略令」に付け替えた方も結構いるようですが、これを見るとその気持ちも理解できることでしょう。
ということで、今回は療略令推しの記事でした。初心者や復帰した方の参考になれば幸いです。